ストーリー

「アカイノロシ」は持続可能な社会を目指しています。

 アカイノロシは持続可能な流通モデルを構築し、世界中のヒトやモノがその価値を正当に評価され、後世に残っていく社会の実現を目指しています。その第一歩目として「タイ北部の山岳地帯から世界に誇るコーヒー農園を」という目標を掲げ、タイの少数民族アカ族が作るコーヒーを販売しています。

 タイ北部ミャンマーとラオスの国境付近では以前ロイヤルプロジェクトとして、麻薬が栽培されていました。これらは現地の住民たちの生活には配慮がなされない形で作られており、麻薬中毒になる人たちもいました。今ではその麻薬がコーヒーに姿を変え山岳地帯を中心に多くの集落で栽培されています。しかしこのコーヒーを生活する十分な収入源にできている人たちはごく一部であり、多くの人たちがコーヒーからの収入を十分に得られていません。タイで生産されているアラビカ種のコーヒーはほとんどが国内で消費されており、タイのコーヒー市場はまだまだ発展途上であるため生産者も自分たちが作っているコーヒーの価値がわからず、現地事業者に低価格で買い付けられている場合が少なくありません。麻薬やコーヒーは先進国の需要に応える為に作られているものであるにも関わらず、生産者たちの収入に繋がっていないということは、先進国に住む我々も無関係ではありません。

 このような現状や想いから「タイ北部の山岳地帯から世界に誇るコーヒー農園を」という目標を掲げ、アカ族の作る希少で上質なコーヒーを適正な価格で買い付け日本に広め、その価値を広く認知してもらおうという結論に至りました。

 そしてこのような構図は様々なモノやカタチで世界中に存在しています。アカイノロシは将来的にそれらすべてが是正され、持続可能な社会となることを目指しております。

 皆様が飲むその一杯のコーヒーが彼らの明日に繋がります。

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私たちについて

アカイノロシは2018年10月15日に当時大学4年生だった矢野(写真右)と三輪(写真左)によって、立ち上げられました。

矢野は大学1年生から多くのボランティアに参加し、そこで普通に生活しているだけでは気付かないような社会課題や困っている人たちが数多く存在することを改めて実感し、ソーシャルビジネスに興味を持ちだす。その後中国への交換留学の際に経済格差がある地域間や人間間で持っている側から持っていない側に対する「搾取の構図」に問題意識を持つ。そして、3年生の夏にゼミ活動の一環としてタイを訪れた際に、麻薬を作っていた背景や現地の人々の現状を知り、帰国後ビジネスプランコンテストへの参加を経て起業を決意。

三輪は高校在学中に全国の高校生が対象の短期渡米プログラムに参加し、学校外の世界の広さに触れる。大学進学後、学生団体に所属し来場者10万人規模のイベントの企画・運営を行う。また、京都市北区のコミュニティラジオ局でラジオパーソナリティを務めた。一連の活動を通じて、「自分が本当に面白いと思えること」に向き合う喜びを実感。矢野とともにビジネスプランコンテストに参加し、その思いへの共感からともに起業決意。

この二人の想いからアカイノロシは立ち上げられ、持続可能な流通の仕組みを作り、搾取の構図をなくし、モノやヒトの価値が適正に評価される社会の実現を目指すことに繋がりました。